電子野帳ツール 説明


 『電子野帳』とデータ通信、データコンバート、観測手簿計算をします。


 



  [電子野帳データ・ツール]



◆1『[電子野帳]>測量データ転送』ページにて、電子野帳からデータを転送をします。
   但し、通信のテストは全く行っておりません。

      

◇使用方法
   オプション設定で、通信条件を設定し電子野帳との条件を合わせて下さい。
   【受信開始】ボタンを押し、電子野帳から測量データを転送して下さい。
   受信したデータは上記ボックスに表示します。
   受信完了後、【保存】ボタンを押すと、データをファイル保存します。
   また、通信途中で問題が発生した場合等、【通信中止】ボタンを押すと、転送を中止します。





◆2『[電子野帳]>座標データ転送 』ページでは、座標データを電子野帳に転送する予定です。

      


※現在、電子野帳への座標データ通信は未完成のため正しく作動しません。

◇使用方法
   オプション設定で、通信条件を設定し電子野帳との条件を合わせて下さい。
   【受信開始】ボタンを押し、電子野帳から測量データを転送して下さい。
   受信したデータは上記ボックスに表示します。
   受信完了後、【保存】ボタンを押すと、データをファイル保存します。
   また、通信途中で問題が発生した場合等、【通信中止】ボタンを押すと、転送を中止します。





◆3『データコンバート/観測手簿計算』 ページの”データコンバート”は、

      

 ファイルに保存してある「APAフォーマット/ソキア・SDR3G/TOPCON・FC5」の観測データを元に、「TriPodデータフォーマット」へデータコンバートを行い、その後、必要データを手入力で追加することにより、トラバース計算を行う。

 ※ 0.5対回のみのデータを対象としています。
   多対回データの場合は『観測手簿計算』の [Convert on/off]にチェックを入れ、実行して下さい。



◆4『データコンバート/観測手簿計算』 ページの”観測手簿計算”は、

      


 ファイルに保存してある「APAフォーマット(のみ)」の観測データを元に、観測手簿計算を行います。また、チェック項の[Convert]をチェックすることにより、上記(3:データコンバート)に作業を移し、トラバース計算を行うことも出来ます。

対回観測条件は、下記の通りです。

   水平角:0、0.5、1、2、3対回
   鉛直角:0、0.5、1対回
   斜距離:0、0.5、1、2セット/読定:1〜4

 なお、偏心測量及び再測には、現在未対応となっております。




◇使用方法

 ファイルに保存してある電子野帳測量データを指定後、(◆3)では「コンバート実行」のボタン、(◆4)では「計算実行」のボタンをクイックすることにより処理されます。必要に応じ、(◆3)の[トラバース種別]の指定や、(◆4)の[Convert]をチェックするなどして下さい。

◇処理結果
 (◆3)の場合、コンバート後の測量データは『測量野帳』へ転記されますので、『測量野帳』を開き、トラバース計算処理を行って下さい。また、コンバートされた「TriPodフォーマット」のデータファイルは、ファイル名を指定し、保存できます。 

 (◆4)の場合、APA測量データファイル名の拡張子を[.ADF]とrenameし、自動保存します。手簿計算結果は別のフォームに表示します。また、印刷することができます。
[Convert]をチェックし実行した場合は、上記(◆3)に処理が移ります。また、「TriPod」でデータコンバート出来るデータファイルに下処理したファイルを、作業用ディレクトリに、[APAconv.tmp]とのファイル名で上書き保存します。

※『測量野帳』に転記されたデータにてトラバース計算する場合。

 1)「測量基本データ入力」ページにて、必要データを手入力する。
 2) [mode]項目にトラバー種別("T","O")を手入力する。
 3) 他、各項目に必要なデータがあれば追加入力する。
  
 ・計算実行後、計算結果やPLOT図表示をして、不都合があれば、データ入力方法に間違いがないか点検して下さい。